2005年11月16日

メディアの独占化が進むアメリカ

アメリカの主要メディアを保有する会社の数は、
統合が進み、国際巨大企業の5社にまで激減した。

20年前と比べると10分の1の数である。

http://www.corporations.org/media/ より

これは何を意味するのか?
アメリカには200チャンネル以上のケーブルテレビ番組をはじめ、
新聞、ラジオ局、雑誌の種類の数は日本と比べ物にならないくらいで、
それだけ情報の受け取り側に選択肢があるように見られる。
しかし、メディアの選択が多くても、
発信情報の志向に影響を与えるメディア保有会社の数が少ないので、
結局は、限られた数の営利会社からの同じようなメッセージ(偏った報道など)が様々なチャンネルから流されているのでは、といった懸念がある。

今日、アマゾンから注文した本がやってきた。荷物の箱の中には
クーリエ・ジャポンの広告が入っていた。
http://moura.jp/scoop-e/courrier/
海外主要メディアから記事をピックアップして日本語に翻訳して雑誌にまとめるそうです。
外からの視点で日本や世界をみることが出来るのが売りのようです。面白そうですね。
しかし、ここの記事で紹介したような理由(メディアの独占化)から、
巨大メディア会社(講談社)が、主要メディアの記事を拾い集めても、
そうそう視野は広がらないのでは。。。とも思ってしまいます。

とはいいながら、実際には、日本語での情報は、英語での情報に比べて明らかに少ないです。
私自身、日本語メディアの情報量の貧弱さを痛感させられたので、
このサイトや肉食再考委員会を立ち上げました。
情報収集源が日本語だけだと、まさに井の中の蛙になってしまいます。
この状態を少しでも緩和するために、バイリンガルの心ある方々が、
海外メディアの日本語翻訳をしてネット上で公開しています。
例えば: http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/
でも、「主要メディア」じゃないから、大衆一般に広く信頼して読んでもらえないんですね。。。

メディア王、ルパート・マードックも参考にしてください。
http://www.americanprogress.org/site/pp.asp?c=biJRJ8OVF&b=122948


posted by 統計アメリカ at 12:03| Comment(4) | TrackBack(6) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月05日

意外と低いアメリカ女性の労働者的地位

アメリカ合衆国の労働者人口の46.5%が女性だが、
経営者トップでは8%のみが女性。

アメリカ合衆国の女性の給与は、男性の給与の72%。

The Economist 2005年7月号より


女性が強いイメージがあるアメリカだが、統計で見ると、意外と優遇されていないことがわかる。

女性の社会進出は実現されているが、未だに「Glass Ceiling」(ガラスの天井=女性が出世するのを阻む力。上の世界を見ることはできるが、実際には上へ進むことはできない。)はアメリカ社会に根強くのこっているようだ。

アメリカでもこうだから、日本の状況は悲惨そのもの。

10年前、私の勤めていた大企業で、「わが社では、今年からは女性でも管理職に就けるように社則が変更された!」と自慢げに発表されていた。

管理職に就く女性の割合は、ノルウェーが断然トップ。次にスウェーデンが続く。アメリカはその下。
日本は他の先進国を大きく引き離して、女性の社会的地位認知度では(でも?)後進国のようです。
posted by 統計アメリカ at 09:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 女性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月27日

二酸化炭素の排出量も、国別、一人当たり共断然トップ!

20世紀に入って空気中の濃度がぐんと上がった二酸化炭素。地球温暖化の原因と言われています。

二酸化炭素の排出量を国別で見ると、やっぱりアメリカが断然の1位。

2位のEU加盟国15カ国合わせた排出量の割合からも大きく引き離しています。
1国だけでこれだけ二酸化炭素を排出できるアメリカってすごい。。。

co2country.JPG

人口一人当たりでみても、2位のロシアを大きく引き離しています。

アメリカ合衆国は外国で生産された消費財を大量に輸入していますから、
アメリカ人が生きていくために排出される、実質の二酸化炭素の量は、
この数字よりも、もっと多いとみられます。

co2capita.JPG

出典: http://www.jccca.org/education/datasheet/02/data0202_2000.html より
posted by 統計アメリカ at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

G8参加国の中で、アメリカ合衆国の公立校の授業時間はトップ!

パフォーマンスは悪いが、時間はかける、これがアメリカの仕事のやり方?
またもや、親切にグラフを作ってしまいました。

school.bmp

http://nces.ed.gov/pubs2005/2005021.pdf より

しかし、日本の公立校の授業時間が短いのが気になります。アメリカの半分ですよ!?でも日本の公立校の教師は、お給料はアメリカよりも多くもらってるんです。
ゆとり教育のやりすぎ?
posted by 統計アメリカ at 14:37| Comment(2) | TrackBack(1) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

65歳以上のアメリカ人の50%も読解力が無い!

65歳以上のアメリカ人の50%も読解力が無い。

都心部の学校(アメリカの場合、都心部の学校はスラム街のような、低所得の有色人種が多く集まる、教育レベルの低くて治安の悪い学校になる)の生徒の60%は、高校を卒業しない。

http://www.edu-cyberpg.com/Literacy/stats.asp より

posted by 統計アメリカ at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小学校4年生の40%は、字が読めない!

アメリカ合衆国には世界的に有名な大学が多数あり、ノーベル賞を受賞するような学者も多数排出しています。
しかし、開きすぎた貧富の差、負け組・勝ち組のはっきりしたアメリカ合衆国の教育現場は、ろくに字も読めない子供を大量に輩出しています。


合衆国の小学校4年生(10才)の40%は、基礎的な読解力がありません。

クリントン大統領のアメリカ教育の呼びかけ:http://www.ed.gov/updates/PresEDPlan/part1.html より


低所得者層になると、状況は悪化します。

低所得家庭の小学校4年生の子供の58%は、基礎的な読解力がありません。

また、低所得家庭の中学校2年生の3分の2は、掛け算と2桁の割り算ができません。

http://www.jewishworldreview.com/david/limbaugh100400.asp より

posted by 統計アメリカ at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

米国民が食肉の消費を10%控えたら、餓死をなくせるだけの穀物があまる

米国の家畜に与えられる穀物と大豆の量は、米国民が食べる量の5倍である。

米国民が食肉の消費を10%控えたら、餓死をなくせるだけの穀物があまることになる。

http://www.yesworld.org/info/facts.pdf より
posted by 統計アメリカ at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒人とラテン系アメリカ人の3/5は汚染地域に住んでいる。

アメリカ合衆国では、アフリカ系及びラテン系アメリカ人の5人のうち3人が汚染地域に住んでいる。

http://www.yesworld.org/info/facts.pdf より
posted by 統計アメリカ at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 人種差別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

パスポートを持っているアメリカ人の割合は?

G.W.ブッシュ大統領は、大統領に就任する以前はパスポートを持ったことが無かった、というのは有名な話です。

アメリカ人は旅行しない、外に出ない、世間知らず、といったイメージが世界中に行き渡っているが、当のアメリカ人達はそんなことはつゆ知らず、自国内で閉ざされた生活を送っている。

実際、私が旅行中に出会った旅行者には、人口2億9千万のアメリカ人よりも人口900万人のスウェーデン人の方が多かったです。

しかし、イメージばかりが先行しているようなので、「何人のアメリカ人がパスポートを持っているのか?」を調べてみました。


パスポート保持者:
米国人の5300万人(国民の18%)
http://travel.state.gov/law/legal/testimony/testimony_809.html

日本人は3300万人(国民の25%)
http://66.102.7.104/search?q=cache:8cdKn9P6DdsJ:ameclub.com/jour2004jan.html

そんなに低く無いじゃん、と思われるかもしれませんが、
911以降の発行数を見ると、米国では極端に上昇、日本では極端に下降しています。

年間パスポート発給数の推移:
米国(人口:2億9千万)
http://travel.state.gov/passport/services/stats/stats_890.html
日本(人口:1億2千万)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/passport/h16.pdf

上のデータをもとに、グラフを作ってみました。
passport.bmp


渡航先は、アメリカ人の場合、殆どの場合、「カリブ海クルーズ」です。

「カリブ海クルーズ」では、外国の文化や習慣などまったく知らなくてよいし、そんなこと知りたくて旅行しているわけでもないようです。
豪華巨大クルーズ船上で、カジノ、水泳、射的、パーティーなどをアメリカ人同士で楽しむのが趣旨です。

アメリカ追従の日本でも、最近、クルーズ船旅行の広告が目立ってきています。個人の勝手ですが、旅行を愛する筆者としては、お金をばらまいているだけのみっともない旅行はして欲しくないと願っています。
posted by 統計アメリカ at 23:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 人口 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

軍事費世界1位は、当然、アメリカ合衆国

2004年度の軍事費

1位 アメリカ合衆国 3991億ドル(全世界の軍事費の43%)
2位 ロシア      652億ドル
3位 中国       560億ドル
4位 イギリス     490億ドル
5位 日本       450億ドル(=4兆5000億円、国家予算は80兆円)
6位 フランス     400億ドル
7位 ドイツ      297億ドル
8位 サウジアラビア  193億ドル
9位 インド      191億ドル
10位 イタリア     175億ドル
11位 韓国       164億ドル

14位 イスラエル    108億ドル

23位 北朝鮮       55億ドル

出典: http://www.globalissues.org/Geopolitics/ArmsTrade/Spending.asp より

アメリカ合衆国は(もちろん)ダントツ1位ですが、
日本の軍事費も世界5位なんですね。

多数の先進国(と呼ばれる国)の人達が、
日本は米国の制圧に対抗するために、核開発をしている
とまことしやかに囁いているので、
「そんなはず絶対ない!」と反論しましたが、
「自国民には知らされていないだけ」と言われました。


posted by 統計アメリカ at 23:22| Comment(2) | TrackBack(1) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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